「RPAエンジニア」って単語を最初聞いた時、私はてっきり「RPAツールを作成しているプログラマー」のことを指しているのかと思いました。

実際にはそうではなく、「RPAツールを使って、業務を自動化するエンジニア」のことを指しています。

さて、そんなRPAエンジニアですが、儲かる職業なのでしょうか?

■海外のRPAエンジニア事情

まず、海外の事情を見てみると、数年前のデータになりますが、RPA先進国であるアメリカの方では、年収1000万円オーバーを十分に狙える職業として紹介されていました。

ただ、純粋にエンジニアとして働くのではなく、プラス営業職という感じで、RPAツールのライセンス販売売上込みといった形でしたね。

日本No.1シェアといわれる「WinActor」だと、1ライセンスが年間約100万円。

そして実行版ライセンスや、導入時のコンサルティング料金をつけていくと、初期費用だけで500万円~くらいにはなりました。

今はピークが過ぎた感のあるRPAツールですが、数年前は大手コンサルティング会社が主力サービスとしてこぞって導入支援をしていましたね。

RPAツールのライセンス料金が高かったこともあり、大企業を相手にすれば、数千万円~の収入が見込めたと思います。

魅力的なのは、初期費用以外にも、毎年のRPAツールのライセンス料、ロボット作成費用、ロボットの運用保守という形で、安定的な収入源になる点も挙げられるでしょう。

しかし、現在では無料RPAツールも幅を利かせ始めているので、RPAで荒稼ぎというのは、だいぶ難しくなってきていると思います。

■日本において、RPAエンジニアはどうなの?

東京ビッグサイトや幕張で行わているIT系のイベントに行くと、RPAに関して複数の会社がブースを立ち上げています。

私も何度か行ってみて、そこで数時間おきに行われる公演をみたことがあります。

ある自社作成のRPAツールを発表していた会社のスライドでの話に引用されていた「RPAエンジニアにロボット作成を依頼する際の費用」。

そこでは、

『80~120万円(1か月&1人)』

となっていました。

つまり、朝9時~夕方18時、約20営業日という条件で、RPAエンジニアに来てもらいロボット作成を依頼した際に掛かる費用ということです。

月によって営業日数は異なりますが、安く見積もったとして、80万円を20営業日で割ると、4万円/日 ということになります。

ちなみに、上記の「80~120万円」という金額がオーバーなのではないのか?という疑念もあるかと思いますが、エンジニア派遣会社の求人募集では、一般的にピンハネが3割前後ということになっていますので、それでいくとエンジニアへの支払いは「56万円程度」ということなり、80万円という数字は特段高い設定とは思えません。

 

では、1日でどの程度のロボットが作れるのか?ということですが、そこまで大きなロボットを作るのは無理です。

もちろん、その人の技量による部分は大きいですが、作成していく中でエンジニアから質問やちょっとした提案も出ますし、「売り物」として納品するとなると、付属のドキュメントなどもあり、とても時間が掛かるものなのです。(コンサルティング会社にRPA導入を依頼すると、高額なだけあって、とても丁寧かつ精密なドキュメントを作成してくれますよ。一般の企業が運用においてそこまで必要とするかどうかは別にして。)

更に、自社テスト&お客様側テストにもかなりの時間が必要になるので、簡単なものでも、1日で作成して、次の1日でテスト&修正して、次の1日でドキュメントにまとめる。

そんな形になるかと思います。

そうすると、簡単なものでも、4万円×3日=12万円程度にはなってきます。

あと、「運用保守」ですね。

ロボットが作れない人が保守をするというのは無理がありますので、大半の場合、外注することになると思います。

料金に関しては、その保守条件によっても変わってくると思いますが、ロボット1つ当たり「1万円~(月額)」というのが一般的なように感じます。

■7robotsの料金は?

こう一般的なRPAに掛かる料金を挙げてみましたが、今現在、7robotsでお客様から頂いている料金を比べてみた場合、市場破壊と言えるくらいの価格設定になっているなと感じました(苦笑)

保守条件に関しては、少人数で運営している都合上、トラブルをご連絡頂いたタイミングによっては即対応というのが難しい場合があり、その点は妥協して頂く必要がありますが、ご納得頂ける価格になっていると思います。(そもそも、RPAによる自動化は、ロボットが止まることで業務にクリティカルな影響が出る箇所には、用いるべきではありませんが。)