以下の文章は、「データベースに転記」をRPAで自動化するにあたり、よくあるやり取りを会話形式にしてみました。
※「C」=クライアント、「R」=弊社 です。

 

R:御社では、社内システムへの打ち込み作業って、結構ありますか?

C:もちろん、沢山ありますよ!

R:例えば、どんなシステムへの打ち込みが多いのですか?

C:そうですね、、詳しくは言えませんが、システムAとBがあるのですが、将来的にはこのデータベースを連動させるそうなのです。しかし、そのシステムを部分的に更改するにはとてもお金がかかるそうで、そこを今、人力でやっています。

R:システムAからエクスポートしたデータを、人力でシステムBへ打ち直しているのですね?

C:はい。システムAからは、CSVファイルで吐き出されるのですが、システムBに上手くインポート出来ない仕組みになっているのです。

R:その作業は、結構多いのですか?

C:多いのかと言われると、一日に数十件程度ですが、ほぼ毎日ありますね。

R:その作業、自動化できると便利ですか?

C:もちろんです。あっ、転記ってRPAの得意分野でしたね!

 


■■■RPA導入にあたって■■■

 

R:ご存知の通り、転記はRPAの十八番です。

C:どんなものでもOK?

R:もちろん条件はあります。RPAの方で原本と転記先の両方がちゃんと認識できるものである必要はあります。

C:たとえば?

R:原本となるものがデジタルデータではないとか。または、転記先のフォームをRPAで上手く認識できない特殊なものであるとか。あとは、そのフォームの位置・形が毎回変わるものとか。

C:へぇ、そうなのですね。

R:まあ今回のようなケースであれば、CSVファイルでエクスポートされるとのことですし、恐らく問題なくできると思います。