昨日、美容室にて、お見送りの際に、

『良いお年をお迎えください』

と言われて、初めて「えっ、あっ、もう年末かぁ。」と認識。

 

気が付けば、12月も中旬。

頭の中では、2021年も終わりということは分かっていましたが、こうして声を掛けられると、実感しますね。

2021年を振り返り

まだ半月残っているなか、結論付けるには少々早いですが、良い年でした。

年の最初はのんびりしていましたが、中盤くらいからは色々と良い出会い・ご縁に恵まれ、手ごたえを感じる1年となりました。

東証一部に上場されているような企業様や、県庁、有名大学といった弊社の会社規模では通常お取引できないような企業様から複数お声がけを頂いたことはもちろん、ご担当者の方々にもとてもよくして頂き、大変感謝しています。

ご期待に沿えるよう、一層頑張らねばと思わされます。

 

さて、今年の3月に突然マイクロソフトから、「Power Automate Desktop for Windows10」が登場しました。

その前身となる「WinAutomation」を使っていたことから、他の人よりもいち早くPower Automate Desktopを使いこなせるようになりました。

これは大きな幸運だったと思います。

とはいえ、実際の現場にはいってロボットを作成してみると、

・毎月のように、仕様がアップデートされる
・手作業を単純にPower Automate Deskotpのアクションに置き換えていくだけで作れるロボットは多くなかった

といったことから、1つ1つのロボット作成がとても勉強になりました。

WinActorのRPAエンジニアとして働いていた経験はありますが、やはりRPAツールが違うと勝手が違い、学ぶことが多々ありますね。

また、すんなり完成できた場合でも、数日も経つと「あぁ、あそこはこうした方が綺麗なロボットになっていたなぁ。」といった反省点も出てきます。

それに、RPAの宿命といいますか、複数の不確定要素の中で動いている仕様上、100%の安定稼働というのは現実的にあり得ないので、納品後も心のどこかに心配事に似たような感覚がありますね。(苦笑)

2022年に向けて

DX(デジタル・トランスフォーメーション)という単語が、一般的にも普及しはじめています。

日本における生産性の低さの大きな原因は、ITへの理解が浅いことが挙げられています。

そのこと自体は、多くの経営者も認識していると思いますが、いざ自社に導入するとなると、どのITツールを導入すれば、業務効率化や経費削減に役立つのか分からないというのが、多くの経営者の本音ではないでしょうか。

過去にもデジタル革命といった似たような「波」があり、その際にいくつか試しに導入してみたものの、ほとんど効果が無かったり、現場が混乱しただけだったという企業様も少なくないと思います。

その点、RPAは、効果が把握しやすいツールだと思います。

『今、手作業で行っているPC作業が、スタートボタン1つで自動的に処理されるようになるツール』ですから!

更に、数年前のような導入に最低でも年100万円程度は掛かるというものでも無くなってきていますから、「どのRPAツールを使って」、「誰が」、「どのように運用するのか」という点を押さえておけば、導入に失敗するということは、あまり無いはずです。

弊社としても、より多くの企業様の自動化に貢献できるよう、「ロボット作成の外注」、「内製化のためのレッスン」の双方を高めていきたいと思います。