RPA導入事例(宅配会社)その2

RPA導入事例(宅配会社)その2

前回の「宅配会社のRPA導入話」の続きです。 そもそもRPAを導入しようと思った理由の1つは、「働き方改革」の一環なんだそうです。 今更ながら、RPAの強みは、自動化です。 それは人がPCの前にいてもいなくても、どちらでも対応可能です。 この先、どの業界も人手不足になるのは見えています。 出来る限り人件費を削り、人にはもっと売上に直接関係するところを担ってもらいたい!というのは、経営者全員が希望するところでしょう。     さて、前回の「RPA導入に気を使ったこと」の続きを。 RPA導入で気を使ったこと...
「RPA」と「OCR(光学的文字認識)」

「RPA」と「OCR(光学的文字認識)」

色々と期待されることが多いRPAですが、凄く需要があるのに、これは苦手!というものがあります。 それは、 『OCR』 です。 OCRとは、Optical Character Recognition/Readerの略で、「光学的文字認識」のことです。 つまり、手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術です。   「OCR」の現状 残念ながら請求書や内訳書などの紙媒体は、今のOCRでは上手く読み取れないのです。...
RPA導入事例(宅配会社)

RPA導入事例(宅配会社)

宅配で有名な会社のRPA導入話。 RPAを導入するにあたり、まず担当者が考えたことは、 「どこのどの処理をRPAに任せるのか?」ということだそうです。 社内全体を見渡した場合、他部署との関わりが大きな作業は、基本、情報システム部などが先導し「システム」として構築。 その部分を省いて残る個所、且つ自動化することにより、時間削減・ミス削減が見込めるものにRPAを適用したといいます。   さて、日本国内においてもRPAを導入した会社は多くなってきました。 その先人達の失敗も考慮に入れておくことは、大変有益なことでもあります。...
RPAにおける「トリガー」とは何?

RPAにおける「トリガー」とは何?

RPAのソフトは、世の中に数多くありますが、現段階で言えば機能にそれほどの違いはありません。 大体できることは、ほぼ一緒なのです。 もちろん、「使い勝手」は全然違いますが。 そんなRPAソフトの基本的な機能として、「トリガー」と呼ばれるものがあります。   「トリガー」とは ■トリガーとは(コトバンクより) 何らかの動作を開始するためのきっかけとなる命令や信号のこと。 ハードウェアでは電気信号、ソフトウェアでは何らかの処理を開始するためにシステムから出されるリクエストなどがこれに相当する。...
「クラウド型RPA」とは!?

「クラウド型RPA」とは!?

今回は、「クラウド型RPA」の話をしたいと思います。 繰り返しになりますが、現在主力のRPAソフトは、PC/サーバにインストールして利用するタイプのものです。 人によっては、「インストール型RPA」と呼びます。   その一方で、「クラウド型RPA」と呼ばれるRPAも登場しています。 そもそも「クラウド」というのは、サーバがインターネット上(正確にはデータセンターに設置)されており、インターネットを介して利用するタイプのものです。 なので、利用条件としては、インターネットに繋がる環境とブラウザ(IE or Chrome...