Webスクレイピング(RPAの事例)

一般の人にはあまり馴染みのない単語かもしれません。 スクレイピングというのは、日本語で「削り取る」といった意味になります。 Webスクレイピング・・・WebサイトからWebページのHTMLデータを収集して、特定のデータを抽出、整形し直すことである。(weblio辞書より)   もし手作業で行おうとすると、 ①Webブラウザを立ち上げる ②該当サイトのURLを入力する ③特定の文字や数字を入力する ④表示されている文字や数字を紙やエクセルに打ち込んでいく(反復) といった流れになります。...
RPAの「画像認識」機能の問題点とは?

RPAの「画像認識」機能の問題点とは?

会社においてコンピュータを扱っている部署となると、最近では「情報システム部」、会社によっては「電算部」といった名前がついているところが多いですね。 今のコンピュータの原型とされる「ノイマン型コンピュータ」が発明されたのは、1945年。 世界最初のパソコンが登場したのが、1974年となっています。   パソコンを含めたコンピュータの性能を見定める指標の1つとして、「CPU(Central Processing Unit)」が挙げられます。...
現在のRPAにおける「ステージ」は?

現在のRPAにおける「ステージ」は?

RPAという言葉が脚光を浴びていますが、ご存知の通り、RPAを本格的に導入しているのは、大企業やイノベーションに関心の高い一部の中小企業にすぎません。 そのコストと技術的な敷居の高さから、日本においても、まだ普及期に入っているとは言えない段階にあると思います。 日本よりも1~2年ほど先行しているアメリカでは、大手企業の約75%の会社で本格的導入、もしくはテスト導入をしているというデータがあります。 RPAソフトウェア作成会社としては、Automation Anywhere、Blue...
RPAロボットの完成度は、80%目指すべき!?

RPAロボットの完成度は、80%目指すべき!?

以前、WinActorの講習会に参加した時のこと。 「完璧なロボットを作ろうとしないこと!」 そんな記述がテキストにあったのです。   思わず、「えっ!?」と目を疑ってしまいました。 何故、そんなことが書いてあるのでしょうか? それは、ロボット作成の手順を見ていくと分かってきます。   ■ロボット作成の手順 簡単に言えば、 ①現在行っている手作業を書き起こす ②フローチャートに落とし込む ③実際にロボット作成(シナリオ作成) となります。...
RPAに触って初めて分かる「将来性」と「問題点」

RPAに触って初めて分かる「将来性」と「問題点」

RPAというものを初めて知った時、私も多分に漏れず「へぇ、今はそういったものがあるんだ。それってエクセルのマクロとどう違うの?」というのが第一感想でした。 少し調べると、どうやらそれはマクロに似ているけど、マクロと違ってアプリケーションをまたいで操作できるらしいことが分かってきました。 RPAの歴史を調べると、結構前からそれっぽいアプリはあったようで、知っている人から言わせれば今更感がある代物のようでした。  ...
中小企業においてRPA導入検討時に気を付けるべきこと(その2)

中小企業においてRPA導入検討時に気を付けるべきこと(その2)

前回の内容を簡単に言えば、「中小企業においては特に、RPA導入を反対されやすい社内の雰囲気がありえる」ということでした。   平均年齢の若い会社で、組織の体系がフラットであれば、その確率は下がってくると思いますが、そうでない場合は、「スタッフに反対された!」とか「スタッフがRPA導入に協力的ではないんだ!」と言われても私は驚きません。 では、本題として「どのようなステップを踏んで導入するのが良い」のでしょうか? 結論から言えば、2つのステップが必要です。   「RPA」導入の大原則  ...