RPAツールの「将来性」は?

RPAツールの「将来性」は?

  RPAの市場規模と今後の予測 ■<RPA市場規模予測>引用元:ITR Market View   まだ目新しい技術のせいか、「RPA市場規模」で検索すると、かなり予測数字にバラツキがあります。 とはいえ、どの予測結果においても、年率30~50%での成長が見込まれているようです。 上図によれば、日本において、「2018年 88億円」 ⇒ 「2022年 400億円」ということで、5年程度で約5倍の成長が見込まれているようですね。  ...
RPA業界に異変!?日本においてRPA導入が滞っている理由

RPA業界に異変!?日本においてRPA導入が滞っている理由

RPAの導入率は、会社の規模にほぼ比例している現状があります。 また、業種によっても明らかな違いが見受けられますね。     RPA業界を象徴するニュースが2つありました。 1つ目は、日本三大RPAツールの1つ、BizRobo!を提供している「RPAホールディングス」の決算発表。 ■前年第1四半期 売上高:1,784百万円(17億8千4百万) 営業利益:198百万円(1億9千8百万) 経常利益: 196百万円(1億9千6百万) 四半期純利益:124百万円(1億2千4百万) ■今年第1四半期...
RPAにおいて、何故ロボット作成は、簡単ではないのか?

RPAにおいて、何故ロボット作成は、簡単ではないのか?

『RPAは、ノンプログラマーでも簡単に利用できます』   今まで何度も申し上げてきたことですが、このフレーズ、嘘です。 いや、物は言いようと表現した方が良いのかもしれません。 RPAソフトで作ったロボットを動かすのは ⇒ 簡単です。クリックするだけですから。 RPAソフトでロボット(シナリオ)を作成するのは ⇒ プログラミング知識ゼロだと無理です。 これが正しい表現だと思います。 RPAソフトというのは、プログラム言語を極力打ち込まずに、アプリケーションをまたいだ自動化を実現できるようにしたアプリケーションです。...
AI-OCRが流行らない理由(RPA編その2)

AI-OCRが流行らない理由(RPA編その2)

つい先日、ある団体が開催しているRPAの集まりに参加してきました。 当日のテーマは、「AI-OCR」。 その分野に関連の深い方々を招いて、一人10分程度のスピーチが行われました。 私にとっても大変興味深く、現場の生々しいお話を沢山聞くことが出来ました。 今回は、「AI-OCRサービスを作成しているベンダー」さんから聞いたお話を、ご紹介したいと思います。   ■AI-OCRのベンダー側の「言い分」と「悩み」 2019年8月現時点において、AI-OCRのサービスを提供している会社さんは、20社以上。...
AI-OCRが流行らない理由とは?(RPA編)

AI-OCRが流行らない理由とは?(RPA編)

RPA関連で今、最もホットな話題の1つといえば、「AI-OCR」+「RPA」でしょう。 日本は特に紙媒体での社内・社外のやり取りが多い傾向がありますからね。 役所に行けば「この書類に・・・」、銀行に行けば「この申込書に・・・」、病院に行けば「この問診票に・・・」といった具合に、何かに書かせるということが多いのは否定できません。 書かせる方は書かせる方で、紙媒体というのは、保管するにも場所をとります。 しかも、一回しまうとすぐに引っ張り出せなかったりもします。...

Webスクレイピング(RPAの事例)

一般の人にはあまり馴染みのない単語かもしれません。 スクレイピングというのは、日本語で「削り取る」といった意味になります。 Webスクレイピング・・・WebサイトからWebページのHTMLデータを収集して、特定のデータを抽出、整形し直すことである。(weblio辞書より)   もし手作業で行おうとすると、 ①Webブラウザを立ち上げる ②該当サイトのURLを入力する ③特定の文字や数字を入力する ④表示されている文字や数字を紙やエクセルに打ち込んでいく(反復) といった流れになります。...