RPAツールは、「Power Automate Desktop for Windows10」の登場で、マイクロソフト一択に!?

RPAツールは、「Power Automate Desktop for Windows10」の登場で、マイクロソフト一択に!?

3月3日、凄いニュースが飛び込んできました! それは、マイクロソフトが提供しているRPAツールである「Power Automate Desktop(以下、PAD)」のWindows10用を無料で提供を開始するという発表があったのです。 マイクロソフトのサービス群には、元々複数の自動化サービスがあったのですが、RPAという意味では後発といえる状態でした。 昨年5月に、「WinAutomation」というRPAツールを提供している会社を買収し、その技術を取り込んで「PAD」を作成したのです。...
RPAにおける「動画」の有用性

RPAにおける「動画」の有用性

一般的なプログラミングにおいては、プログラムが稼働する前までにも、多くのドキュメントが作成されます。 要件定義やフローチャートといったものが重要になってきます。 確かに、外注として受ける場合、最初に双方が考える完成形を一致させておかないと、とんでもないものが出来上がってしまいます。 実際、要件定義をしておいても、「頼んでいたものと違う!」ということで、揉めることはよくある話(苦笑)   RPAロボット作成におけるドキュメントは?...
RPA導入が向かない業種とは?

RPA導入が向かない業種とは?

RPAについて質問を受ける中で、時折聞かれることがあります。 特に「RPA」という単語を初めて聞くような方から、 「RPAは、どういった業種に向いているのですか?」 と。   そもそも「RPA」とは? RPAツールは、「コンピュータ上で、我々がマウスやキーボードを使って行う操作を正確に再現してくれるツール」です。 RPAツールの導入が真っ先に行われた業種ということで言えば、「金融業界・保険業界」が有名です。 理由としては、RPAも多分に漏れず、登場当初は高価なツールでした。...
社員に勉強して貰うなら「プログラミング」と「RPA」、どちらがいいの?

社員に勉強して貰うなら「プログラミング」と「RPA」、どちらがいいの?

そもそも論ですが、「RPAとは何か?」を最初に。 RPAとは、Robotic Process Automationの略で、本来はホワイトカラーの自動化へ取り組みを指していますが、通常の会話では、「RPA≒RPAツール」として利用されています。 そのRPAツールですが、簡単に言えば、「ロボットと呼ばれる自動化のプログラムを作成できるソフトウェア」です。   では、「プログラミング」と「RPAツール」の違いは? プログラミングの工程において発生する「コーディング」と呼ばれる作業を代行してくれるのが、RPAツールです。...
「ロボット」は、毎回同じ動きをする訳ではない!?

「ロボット」は、毎回同じ動きをする訳ではない!?

ここでいう「ロボット」とは、RPAツールで作成された「自動化のプログラム」のことです。 NTT提供のRPAツールである「WinActor」ではシナリオと呼んだりしますが、ここでは一般的な呼び名である「ロボット」に統一します。   ロボットは、「1度ちゃんと動けばOK!」ではない? さて、RPAの謳い文句として、 「ロボットは1度決められた動きを正確に何度でも繰り返すことができる」 とよく書かれています。 これは本当でしょうか?   答えから言えば、これは半分本当で、半分間違いです。...
「RPA」の未来

「RPA」の未来

RPAとは、Robotic Process Automationの略であり、本来はホワイトカラーにおける自動化の取り組み自体を指しています。 しかし、通常の会話やネット記事では、「RPAツール」の方を指していることが多いのも確かですね。 で、今回のブログについても、「RPAツール」のお話をしたいと思います。   RPAツールの現状 「未来」を語る前に、ちょっと現状の把握を。 アメリカでは、1980年代に「Automation Anywhere」というRPAツールが初めて登場しました。 そこから遅れること30年ほど。...