交通費の自動チェック(RPA事例)

交通費の自動チェック(RPA事例)

RPA(Robotic Process Automation)を既存のサービスと比較した場合、代表的な差異は 『アプリケーションをまたいで自動化できる』 ということだと思います。 アプリケーションをまたがないのであれば、そのアプリケーション単体の機能で用が足ります。 エクセルなどは、その代表的なものでしょう。   今回ご紹介する「交通費申請書のチェック」などは、RPAの素晴らしさを実感するのに適した例だと思います。 ココが分かると、RPAで出来ることの概要が掴めるのではないでしょうか。  ...
請求書作成(RPAの事例)

請求書作成(RPAの事例)

みなさんの会社では、「請求書」はどのように作られていますか? 最近の会計ソフトには、請求書の作成機能がついていたりしますが、独自の書式にこだわりがあり、エクセルで作られているという会社も少なくないでしょう。 その場合、 ①「売上管理表」を開き、 ②「請求書ひな形」を開き、 ③「宛名」、「日付」、「サービス名」、「個数」等々を「請求書ひな形」へ入力していき、 ④印刷 もしくは ⑤名前を付けて、PDFにて保存 とされているのではないでしょうか。 ■<請求書作成の事例(その1)>...
よくあるRPAの事例(転記)

よくあるRPAの事例(転記)

RPAの代表的な作業といえば、真っ先に「転記」が挙げられると思います。 「転記」とは・・・記された事柄を他の帳簿などに書き写すこと。(weblio辞書より)   「転記」という機能だけでいえば、Excelでも可能です。 「シートA」から「シートB」へ、文字や数字を転記する。 でも、RPAが重宝されるのは、同じ「転記」であっても、 『アプリケーションをまたいで、転記できる』 ということです。 エクセルシートにある情報を、ブラウザで表示されているSalesforceなどに自動で書き込めるという訳です。  ...

Webスクレイピング(RPAの事例)

一般の人にはあまり馴染みのない単語かもしれません。 スクレイピングというのは、日本語で「削り取る」といった意味になります。 Webスクレイピング・・・WebサイトからWebページのHTMLデータを収集して、特定のデータを抽出、整形し直すことである。(weblio辞書より)   もし手作業で行おうとすると、 ①Webブラウザを立ち上げる ②該当サイトのURLを入力する ③特定の文字や数字を入力する ④表示されている文字や数字を紙やエクセルに打ち込んでいく(反復) といった流れになります。...
中小企業においてRPA導入検討時に気を付けるべきこと(その2)

中小企業においてRPA導入検討時に気を付けるべきこと(その2)

前回の内容を簡単に言えば、「中小企業においては特に、RPA導入を反対されやすい社内の雰囲気がありえる」ということでした。   平均年齢の若い会社で、組織の体系がフラットであれば、その確率は下がってくると思いますが、そうでない場合は、「スタッフに反対された!」とか「スタッフがRPA導入に協力的ではないんだ!」と言われても私は驚きません。 では、本題として「どのようなステップを踏んで導入するのが良い」のでしょうか? 結論から言えば、2つのステップが必要です。   「RPA」導入の大原則  ...
交通費の自動チェック(RPA事例)

RPAを自社導入するには、どのくらいの費用がかかるの?

一言で「RPA」といっても、大きく分けると2つあります。 PCやサーバにインストールして利用するタイプのもの。 こちらは「インストール型RPA」と呼ばれます。 一方、インターネット上(厳密にはどこかのデータセンターに設置)にあるサーバに入っているRPAソフトを利用するタイプのもの。 こちらは、「クラウド型RPA」と呼ばれています。 それぞれに一長一短ありますので、自社の利用方法に合うものを選んでご利用頂ければと思いますが、今現在のRPA市場で言えば、前者の「インストール型RPA」が主流です。    ...