RPAツールで自動化対象となる業務とは?

RPAツールで自動化対象となる業務とは?

「折角、RPAを入れたのだから、少しでも多くのことを自動化したいのです!」   確かに、その意見あると思います。 ワンクリックで、流れるように動作が行われる様は、見ていても気持ちの良いものです。 しかし、RPAを推奨している自分が言うのも何ですが、何もかもをRPAで自動化する必要は無いと思っています。 何と言いますか、RPAを入れると、「コレクター心理」みたいな強迫観念に駆られる人がいます。 「もっと集めて、コンプリートしたい!」的な感覚です。   RPAを入れるべき個所とは?...
1台のRPAツールで、どこまで出来るのか?

1台のRPAツールで、どこまで出来るのか?

他の記事でも書かせて頂いた通り、RPAの多くは「1年間のライセンス制」になっています。 なので、2年目以降も継続して利用したいのであれば、再度同額の支払いが必要となります。   そして、そのライセンスには「ロボットの作成&実行」と「ロボットの実行のみ」の2種類で構成されているものが多いです。 WinActorを例にとると、 ロボットの作成&実行 ⇒ 約90万円/1ライセンス<税抜き> ロボットの実行のみ ⇒ 約25万円/1ライセンス<税抜き> といった感じです。  ...
RPAを使えるようになるために

RPAを使えるようになるために

「RPAは、ノンプログラマーでも使える簡単なツールです」 このフレーズ、嘘です。(苦笑) 「嘘」というのは、言い過ぎかもしれませんが、物は言いようだなと思うというのは、今まで何度か書かせて頂いた通りです。 ひょっとして、「RPAが使える」という表現は、出来上がっているロボットを使えるという意味かもしれません。それであれば、確かにダブルクリックするだけで、誰でも使えます。   冗談はさておき。...
RPAにおける「ロボット作成」の手順

RPAにおける「ロボット作成」の手順

RPAを使って自動化!と息巻いたものの、どこをどう自動化すれば良いのか分からないというケースは多いものです。 こちらとしても、「この業務、自動化できる?」と聞かれれば、実際の画面を見た上での話になりますが、お答えし易いです。 逆に「提案してくれ!」と言われると、結構難しいことが多いのは確かです。 なぜなら、みなさんの現場事情はそれぞれだからです。...
RPAを自社導入するベストなタイミングとは?

RPAを自社導入するベストなタイミングとは?

マーケティングの本を読むと良く出てくる単語があります。 それは、 導入期 ⇒ 成長期 ⇒ 成熟期 ⇒ 衰退期  という「製品ライフサイクル」と呼ばれるものです。   ご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明しますと、 <製品ライフサイクル> 「導入期」は、まだサービス自体の知名度もなく、売り手は世の中に対して啓蒙的な広告を打っていく必要があります。 「成長期」に入ると、そのサービスの知名度は行き渡り、ほっておいてもある程度売れるという良い時期です。...
日本が衰退している原因は、IT導入が下手だから!?

日本が衰退している原因は、IT導入が下手だから!?

Dog:ねぇ、日本のIT業界って遅れているの? Robo:おぉ、突然だね。何故遅れていると思ったの? Dog:最近よくインターネットの記事とかで、「日本の経営者・マネジメント層は、IT音痴である」という趣旨のものを見かけるんだよ。 Robo:なるほど。確かに「セブン・ペイを運営する社長が、二段階認証そのものを知らなかった」とか、「IT担当大臣が、デジタル化とはんこ文化の両立という、意味の分からない発言をする」というのがあったもんね。 Dog:でしょ!...