このテーマ、真面目に考えたことがあります。
「どうやったら、リスクゼロでお試し頂けるか?」と。
私自身も会社経営をやっていると、よく営業を受けます。
今までにも色々と集客支援などのサービスを契約してきましたが、その大半が失敗と言えるものでした(苦笑)
その結果、「成果報酬制以外の集客支援サービスは、契約しない」と思うようになりました。
だって、そんなにサービスに自信があるなら、成果報酬制・成功報酬型でいいんじゃないか?と考えるのは、おかしくないですよね?
でも現実には、「申し訳ございません。それは弊社としては難しいです。代わりに、期間の縛りはありませんので、お試し頂いてダメだったら解約して頂いても・・・」という営業マンばかり。
「RPAサービス」と成果報酬制
結論から言えば、理論的には可能だと思っています。
計算は案外簡単で、「その作業にかかっている時間」×「人数」×「時給」で、毎月の概算が出せるでしょう。
そして、それに12(か月)をかければ、1年分になります。
それに対して、RPA導入と運用にかかる費用とを比べればいいだけなのです。
単純なコスパ以外のRPA導入のメリットとは?
個人的には、このメリットが大きいと考えています。
・単純業務の繰り返しから、スタッフを開放 (モチベーションアップ)
・業務の属人化を解決 (〇〇さんがいないから分からない!ということが無くなる)
・ヒューマンエラーが無くなる (ダブルチェックも必要なく、精神的にも楽になる)
・異動や退職による引継ぎの簡略化 (引継ぎ・新人教育が大幅に減らせる)
・人手不足の解決 (自動化・省力化)
考えればまだまだ出せますが、簡単にいえば、『将来への投資』といえるものばかりです。
会社の規模拡大の時はもちろん、縮小せざるを得ない際にも、業務の自動化は大きなメリットです。
でも、成果報酬制が現実的ではない理由
依頼側の社内では、上記の通り、一人単価の時給計算も細かくできるでしょう。
しかし、それらの計算結果の金額を正直にオープンにして、「年間20万円の作業となっているので、それ以下なら契約しましょう」としてくれる会社がないのです。
RPAの内製化でもそうですが、「社内業務の棚卸とそれにかかる費用の計算」って、結構面倒であり、優先順位が低いのです。
なので、ロジックで言えば「経済的に正しい」ことであっても、それを実際に行おうとすることは困難なのです。
実際、他のRPA導入支援会社さんのブログでも、「社内で厳密なコスパ計算をしようとすればするほど、導入が進まない会社がほとんど!」とのことでした。
私も同意です。
なので、概算で「トントンくらいかな!?」と思えたなら、上記のメリットもあるので、試してみたらよいのに!と思っています。
世の中一般における「RPA導入の決定要因」は?
一番は何と言っても、「経営者の社内における問題解決意識」だと思います。
現場スタッフは「困っている」と感じていても、問題意識が低い経営者は「弊社は問題なく回っている」と考えています。
スタッフが無理をして対応して解決した場合でも、「ほら、ちゃんとうちのスタッフは処理できている!」と考えます。
そんな積み重ねで、ある日突然(でもないけど)、スタッフ一人の退社をきっかけにして、会社が上手く回らなくなるという状況は、珍しくありません。
何でもそうですが、「ほころびが見えてから慌てて行うのではなく、余裕があるうちに対応すべし!」です。
まとめ
世の中には多くのDXツールが存在しますが、その代表格である「RPA」に関しては、コスパが読みやすいです。
使ってみて、「やっぱり、役に立たなかった」ということは、まずありえません。(内製化で上手くロボットを作れなかったというケースを除く)
もちろん、厳密な計算は大変ですが、おおまかには判断しやすいでしょう。
また、内製化であればそれなりに大変ですが、外注なら導入後の利用も簡単です。
今後、AIエージェント時代が到来する訳ですが、その際にもRPAツールで自動化したものはそのまま使い続けられるので、決して無駄にならないのです。
であれば、少しでも早く導入して、使い倒すのが良いと考えるのですが、いかがでしょうか。
なお、もし、「成果報酬制でやりたい!」という会社さんがいらっしゃれば、一度弊社にお声がけください!
業界最安級と謳っている弊社の見積書と削減できるコストを比べてみましょう。