2024年度補正予算案に、「中小企業省力化投資補助事業」として、3000億円規模で計上されました。

内容としては、今までは、「カタログ型」というものしかなく、使い勝手が少々悪いものでした。

そこに「一般型」が追加される予定で、業務プロセスの自動化・高度化やロボット生産プロセスの改善、デジタルトランスフォーメーション(DX)といった中小企業等の個別の現場の設備や事業内容等に合わせた設備導入・システム構築など多様な省力化投資を促進する類型です。

 

ということは、RPA(Robotic Process Automation)の社内導入などは、内容としてど真ん中だと思われます。

ただ、まだ正式決定された訳ではないので、募集時期の発表が出てから窓口に電話などで最終確認をする必要はあると思います。

ちなみに、補助率は原則1/2ですが、小規模・再生事業者は2/3だそうです。

補助上限は従業員数によって異なります。()内は、大幅な賃上げを行う場合の上限額です。

5人以下…750万円(1000万円)
6~20人…1500万円(2000万円)
21~50人…3000万円(4000万円)
51~100人…5000万円(6500万円)
101人以上…8000万円(1億円)

 

2024年12月11日の時点では、まだ中小企業省力化投資補助金のホームページにおいて内容が反映されていませんが、参考までにURLを貼っておきます。

(URL)
https://shoryokuka.smrj.go.jp/

 

予算案に盛り込まれたということですから、実際の施行や受付開始は早くて4月以降でしょうか。

また詳細が決まったら、お知らせしたいと思います。