今日は「ものづくり補助金」を使って、社内の機械化や自動化を実現するために「RPA」を導入するプロセスについて解説します!
「補助金は手続きが面倒」「自分で導入できるのか?」などの不安もあるかと思いますが、実はそんなに難しくありません!
利用しないのは、本当にもったいないです!
1. ものづくり補助金ってなに?
「ものづくり補助金」は、名前から受ける印象として、なにかモノを作る企業がその開発費として貰う補助金だと考えている人も多いと思います。
実際には、中小企業や小規模事業者が、生産性向上や業務プロセスの改善のための設備投資、IT化などに利用できる補助金です。
補助金額:750万円から最大1億円
補助率:1/2〜2/3 (事業者が収める補助割合)
導入目的:IT化、生産性向上、サービスの改善など
RPAは業務自動化によって大きな効果が期待できるため、ものづくり補助金の適用範囲として十分考えられます!
2. RPAってなに?なぜ社内で導入するの?
RPAは「Robotic Process Automation」の略で、人がパソコンで繰り返し行っている業務を自動化する技術です。
社内導入で得られる効果
時間の効率化例:「手作業で決済書類を作成していたものを自動化」
人的ミスの削減例:「データ輸入のミスの減少」
労働コストの削減ルーチン作業によって失われていた時間を本来活動に充てられます。
3. ものづくり補助金でRPA導入!手続きは難しくない!
「補助金の手続きは面倒そう」と思う方も多いでしょう。しかし、実際には、補助金の申請は準備された「ひな形」に執筆すればある程度自分でできてしまいます!
申請の必要書類と実況
現状と問題点の描写
実況:「手作業の機械化が進んでいない」
効果の数値化
範例:「導入前は進捗ミスが10%、RPA導入でゼロに」
あと、補助金が出た後、給付実績の報告も義務付けられています。
ただ、RPA導入に関しては、その効果がとても定量的に測れますので、申告書も難しくありません。
4. もしも手続きが面倒なら、会計士事務所やコンサルタントにお任せ!
自分でやるのが大変な場合、補助金の申請専門のコンサルタントや会計士事務所に相談してみましょう。
補助金申請支援に力を入れている会計士事務所などは多いので、ネットで検索すればすぐに出てきます。
申告書作成に5万円、実際に補助金が下りたら、さらに何パーセントを報酬で頂くといった形です。
一般の企業において、市場に対して新しいサービスを提供する為に補助金を使う、本来の主旨である「ものづくり」で申請する場合には、説得力のある文章を書くためにスキルが必要となるかもしれません。
しかし、RPA導入の場合には、ひな形に沿って、埋めていくだけの作業になるでしょう。
また、ものづくり補助金事務局の方もサポート窓口がありますので、疑問点があれば、電話で確認してみましょう。
5. おわりに
ものづくり補助金を活用してRPA(Robotic Process Automation)を導入している企業は実際に存在します。
そもそも、私も「ものづくり補助金」がRPA導入に使えるということを、取引先のお客様に教えて貰ったのです(苦笑)。
この補助金は、中小企業や小規模事業者が生産性向上や業務プロセスの改善を目的として、新たな設備投資やシステム導入を支援する制度です。
RPAツールの導入としては、ツールのライセンス料はもちろん、プロの手を借りてレッスンやサポートを受ける「内製化」、もしくは年間での外注費用も対象となります。
中小企業であれば、その費用の3分の2が補助金として出ます。
「2025年問題」という日本のDXの遅れを政府も危惧している状態で、様々な補助金がIT化・DX化に使えるようになっています。
そういった意味でも、社内の自動化・業務効率化を図るには良い時期だと思います。