最近、耳にした素晴らしい言葉。
皆さんと共有したく、ちょっとタイトル画像にしてみました。
今、世の中の閉塞感からか、弱みを見せた相手に対しての集中攻撃が凄いですよね(苦笑)
まるで弱者にたかるヤクザのような手口です。
社会的正義があれば、何をしても良いといった風潮、いかがなものかと思います。
子供が馬鹿なことをするのは、世間知らずで「想像力の無さ」からくる場合が大半です。
それに対してもう少し世の中全体が、無知な子供に対して温かい目で見守ってあげられる雰囲気になると良いですね。
一応断っておきますが、私が気になっているのは、企業の対応ではなく、部外者といえる人達の対応です。
時代は「リスキリング」
さて、今回「リスキリング」という動画を作成してみました。
それにあたり、書籍を購入し読み込んでもみました。
思っていた以上に深い内容で、単に「皆さん、勉強しましょう!」というものではなく、このリスキリングが提唱されるに至った背景にちょっとした脅威を感じます。
特に日本においては、「メンバーシップ型」と言われる終身雇用をベースとした雇用形態になっています。
しかし、リスキリングの根底には、「ジョブ型雇用」があります。
結論から言うと、日本は近い将来、ジョブ型雇用の世界に変わるということです。
それにより上手く変化できない人材は、労働市場において失業や低所得という立場に追いやられることになるのです。
リスキリングは、単なる「学び直し」ではなく、極論デジタル人材になるための勉強です。
そのためのリスキルです。
リスキリングに対しての不安
個人的な感想ですが、デジタル関係の勉強・習得は、かなり向き不向きが出やすいと思うのです。
英語で書かれた多くの本では、衰退産業で働いている人達をリスキリングにより、これから大きな需要の見込めるIT産業に移ってもらうことで、社会の混乱を抑えるといったことが提唱されています。
その一方で、デジタル関係のスキル習得は、知識集約型に属し、10万人いれば10万人全員がすんなり出来るというものではないと警告する人もいます。
つまり、10万人いるとした場合、学校教育のようなレッスンを行っても、1,2万人はついていけない状態になると予測します。
どこで見たのかすっかり忘れてしまいましたが、未だに文章だけ記憶に強く残っているものがあります。
そこには、
小学校の授業において、落ちこぼれた人の割合は、1割以上。
中学校の授業において、落ちこぼれた人の割合は、3割以上。
高校の授業にいたっては、落ちこぼれた人の割合は、6割以上と思われる。
と書かれていました。
どういうデータをとり、どういう基準で言っているのか分かりませんが、卒業時に教科書を7割以上(大体の資格試験は7割前後が合格ラインですから)マスターしているということを基準にすれば、上記の数字は私の感覚と近い気がします。
以前、時給1万円を超える高い技術力を持ち、Web系エンジニアとして著名なKENTAさんという人がYoutube動画の中で、「自分程度のプログラマーになるのに、それほどの自頭は必要ありません。日東駒専程度に受かるレベルの頭があれば(以下省略)」というお話をされていました。(ご本人は私学トップである早稲田の政経学部卒)
とはいうものの、日東駒専というと大学の偏差値ランキングで言えば、決して高いとはいえませんが、大学全体の上位25%前後(学部により異なる)です。
社会全体としては、16.5%に位置するそうです。(引用元:https://www.takeda.tv/kawasaki/blog/post-231325/)
という訳で、純粋なプログラミングで高額を稼げるほどのスキルとなると、やはり結構自頭は必要になりそうですね(苦笑)
ちなみに、RPAのような「ローコード・ノーコード」の習得は、「プログラミングもどき」ではありますが、四則演算がちゃんと出来て、少し応用が利くレベル、つまり中学校1、2年生レベルの学力あれば、大丈夫だと思います。(プログラミング独自の考え方には、別途慣れる必要あり)
我々が本当にリスキルすべきものとは?
では、我々は何を勉強すればよいのか?
当たり前のことですが、
「好きで、自分が得意なこと」
ということになるでしょう。
今回は人の受け売り特集ということで!?
5chで見かけた、ある感動した言葉を皆さんにご紹介します。
人間、若い時は色々と悩み苦しむものです。
それはなぜか?というと、自分自身のことが良く分かっていないからです。
しかし、年を取っていく中で色々な経験を積んで、
自分は何が好きで、何ができるのか?
そして、何が苦手で、何が出来ないのか?
といったことが分かってきます。
それを受け入れていくことで、自然と楽になってくるものなのです。(だから、今は苦しくても気楽にいけよ!ということ)
これ、凄く私の実感としてあります。
すべての分野で一流になれる人って、まずいません。
どんなに好きでも、どんなに頑張っても人と比べて高いパフォーマンスを出せないということも珍しくありません。
一方で、大して頑張っていないのに、飛びぬけて成果を出せる分野があったりします。
なので、多くの著名人が言うように、
1.自分が好きな分野
2.自分の得意な分野
3.社会のニーズがある分野
この3つの輪が重なるところを自分の仕事にすることが多くの人にとって、幸せになる王道だと思います。
仮に、その輪の重なる場所が、リスキリングに関係なくても、それはそれでいいと思うのです。
皆がデジタルに行ったら、今度はアナログの希少価値が出てくるでしょうから、そこで自分にとっての「幸せの輪」を探しましょう!