RPAを勉強しはじめて、最初に戸惑ったことの1つとして、「ロボット」という名前です。
RPAは、RPAツールを使って、自動化のプログラムを作成します。
この場合、「RPAツール」をロボットと呼ぶのか?
それとも、自動化のプログラムをロボットと呼ぶのか?
RPAによる「ロボット」とは?
いくつかの書籍やインターネットの情報を集めてみましたが、人によりけりという結果になりました。
私が某自動車メーカーで、「WinActor」を使ったRPAエンジニアとして働いていた時には、自動化のプログラムの方、つまり、「WinActor」を例にとれば、「シナリオ」と呼ぶ方をロボットと呼ぶことに統一されていました。
さらに、「ロボット」では長いので、略して「ロボ」と。
そして、社内では「請求書作成ロボ」といった具合に、出来上がったシナリオを呼ぶようにしていました。
なので、Power Automate DesktopをメインのRPAツールとして使うようになった今でも、私はこのルールでRPAツールを使っています。
名前を付ける効果とは?
犬や猫などに名前を付けるのは、一般的というよりも当然のことですが、であれば、日常よく使うものにも名前をつけても良いじゃないですか!という訳です(笑)
実際、自動掃除機である「ルンバ」にも、独特の名前を付けている家庭も少なくないと聞きます。
ルンバを使ってみると分かりますが、時折頭の悪い行動をするのです。
そこがまた生き物っぽくて可愛いのでしょう。
そして、RPAもしかり。
名前を付けることで、会社のメンバーとして一緒に働いている同僚というか、戦友というか、そういった一体感が出てくると思うのです。
子供が友達にニックネームを付けることが、親近感を生むのと似ていますね。
とはいえ、「名前を付ける」というのは、結構センスの問われる作業です(笑)
RPAツールを導入済みの方は、ぜひRPAツールごとに素敵な名前を付けてあげてください。