私、テレビは見ない分、インターネットはよく見ています。
もちろん、新型コロナ感染を発信源とした世の中の混乱ぶりがメインとなる訳ですが、平時では気にもしなかったようなことが、まざまざと浮き彫りにされているのは、皆さんも感じていると思います。
今まで政治に興味のなかった人たちも、「次は、絶対に選挙に行く!」という人も少なくないようです。
それにしても、「平時と非常時では、求められる人が違う」ということを強く感じます。
昔から言われていることですが、戦時中のような緊急性の高い時には、「トップダウン」で命令を下し、それを実行させる命令系統が必要な訳です。
今回、新型コロナ感染という非常事態の中で、リーダーシップというものを深く考えさせられる状態になりました。
では、「菅さんは、首相の器にない!」といって交代を促せば良いのか?というと、話はそんなに簡単では無いように思います。
まあ、確かに自身にその資質が無いと自覚したのであれば、自分から早めに退くというのは、責務の1つだとは思いますが。。。
そもそも、国として上手く機能していないのは、恐らく「人」ではなく、「システム」の方が機能不全を起こしているのでしょう。
なので、誰が新しく首相になっても、ほとんど変わらない気がしますね。
今は官邸に強い権限がある仕組みにしているようですが、新型コロナ感染への対応を見る限りでは、官邸側でうまくさばき切れておらず、リーダーシップも発揮出来ていないのではないでしょうか。
人事にしてもしかりで、ご老体ばかりで、本当に有能な人が引き上げられずらいシステムになっているのではないでしょうか。
民間企業によくある、数年に1度部署異動させるような、強制的に風通しを良くする仕組みも必要だと思われます。
70歳定年制があってもいいかもしれませんね。
電通やパソナの件などをみても、「しがらみ」が多すぎるように感じます。
なぜ、会社の会長を現役としてやっている人が、国の政策に関わり、自社への利益誘導を平然と出来る仕組みになっているのか、不思議で仕方がありません。
あと、経済対策も方向性が間違っているように思います。
「国の借金が・・・」とやっていますが、今は財政緊縮をやる時期ではなく、税金を大きく下げ、もっと国がお金を刷る時期でしょう。
何故、インフレ対策を、このデフレの時期にやる?と不思議で仕方がありません。
結果として、20年以上にわたって経済は活性化せず、先進国において唯一負け組になっているこの事実。
経済対策に関わった責任者の総入れ替えがあってしかるべき。
世の中の陰謀論では、「日本政府は、ディープステートからの指示で、日本国の経済を弱体化させ、外資に日本の資産を安く買わせるように強制されている。」というのがありますが、現状を見ると、まんざらフィクションではないのでは!?と思わされます。
※ディープステートとは・・・ディープステート(英: deep state、略称: DS)または闇の政府は、アメリカ合衆国の政治システム内に共謀と依怙贔屓(英語版)が存在し、合法的に選ばれた政府の中に隠れた政府が構成されているとする説である。 (Wikipediaより)
とまあ、現時点において、先進国の経済は日本を除くと既に反転しておりますが、日本はコロナワクチンの接種が遅れたこともあり、いまだに経済は酷いままです。
かといって、次の選挙で自民が大敗したとしても、すぐに経済が良くなる訳でもありません。
結局は、「自助」ということになるのでしょう。
「ピンチはチャンス」という言葉がある通り、このピンチの状況で、社内の無駄を整理できるチャンスが来たと考えることも出来ます。
現時点では、労働市場において人が余っていますが、恐らく来年にはまた「人手不足」に戻ると思います。
つまり、仕事量は増えるはずです。
それに対しての対策として、
①純粋に人を増やす
②従業員の処理能力を上げておく
という選択があると思います。
RPAを上手く導入すれば、劇的に上げることも可能です。
なぜなら、今までパソコンの前に拘束されていた時間がゼロになるのですから!
今、仕事が減って時間的に余裕があるようであれば、ロボットの内製化を考えてみるのも悪くない選択肢だと思います。
弊社の方で何かお手伝いできることがあれば、お気軽にご連絡ください。