以下の文章は、「メール一斉送信を予約」をRPAで自動化するにあたり、よくあるやり取りを会話形式にしてみました。
※「C」=クライアント、「R」=弊社 です。
R:毎月、社内に通知していることってありませんか?
C:えっ、もちろんありますよ。
R:どんな内容ですか?
C:勤怠の申請締め切りとか、交通費の申請締め切りとかのリマインドメール(思い出し喚起)ですね。。あとは、入居しているビルのメンテナンス日もあるかな。
R:なるほど。現状ではそういった通知をどうやって行っているのですか?
C:今は社内のメーリングリストがあるので、それで一斉送信しています。
R:では、毎月いつにはこの内容のメールを送る!といったことを決めているのですね?
C:はい。なので、忘れないようにカレンダーにいつも書き込んだりしています。
R:もしその日になんらかの理由で休む時には?
C:その時には他の人に代行でお願いしていますけど。
R:そうなんですね。もし、該当の期日になったら、自動的にメールが送られるとしたら、便利よくないですか?
C:もちろんです。そうしたら、代わりにお願いすることもなければ、他の仕事にかまけて失念することもなくなり楽になりますね。
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■■■RPA導入にあたって■■■
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C:社内一斉メールは、RPAのスケジュール機能で行うのですか?
R:それも可能です。個人的には、これもエクセルシートを利用した方が利用の幅が広がると思います。
C:というと?
R:RPAの機能の1つ、「条件分岐」と「日付取得」というものを使います。「日付取得」といのは、本日の日付を取得するものです。
C:あっ、なんとなく分かってきました。その分岐の「条件」というのが、指定の日と合致したら・・・ということですね?
R:そうです!毎日、RPAのチェックを走らせることで、もし「送信予定日」の日付と「本日の日付」が一致した場合には、自動で指定の宛先にメールが送信されるという仕組みです。
C:へぇ。もし、日付が一致しない場合には?
R:もちろん、何も起こりません。
C:あれっ、でもこれって、通常メールの送信予約にも使えませんか?
R:おっ、いいところに気が付きましたね。その通りです。なので、手が空いている時にメール設定をしておくことで、仕事の負荷分散も図れますね。なかには顧客の「誕生日お祝いメール」を忘れないように配信するために、利用している保険会社さんもありますね。