社員に勉強して貰うなら「プログラミング」と「RPA」、どちらがいいの?

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そもそも論ですが、「RPAとは何か?」を最初に。

RPAとは、Robotic Process Automationの略で、本来はホワイトカラーの自動化へ取り組みを指していますが、通常の会話では、「RPA≒RPAツール」として利用されています。

そのRPAツールですが、簡単に言えば、「ロボットと呼ばれる自動化のプログラムを作成できるソフトウェア」です。

 

では、「プログラミング」と「RPAツール」の違いは?

プログラミングの工程において発生する「コーディング」と呼ばれる作業を代行してくれるのが、RPAツールです。

なので、RPAも仕組みとしてほぼ同じであり、プログラミングと被る部分がとても多いのですね。

 

「プログラミング」習得に掛かる時間はどのくらい?

一言でプログラミングと言っても、多数の言語があります。

言語により難易度は様々で、定義するのが困難です。

なので、ここでは巷のスクールを指標として挙げてみたいと思います。

最近ネット広告でよく見かけるのは、

『最短3カ月でプログラマー』

というものです。

つまり、3カ月間の勉強でプログラムを組めるようになる(らしい)そうです。

もちろん、額面通りに取るのはあまりにも浅慮ですので、例えるなら「自動車免許取得したばかり」くらいに捉えておくのが良いでしょう。

とりあえず、交通ルールの知識があり、危なっかしいが路上に出てなんとか運転出来る程度の実力ということです。

 

「RPAツール」習得に掛かる時間はどのくらい?

某スクールで行っているRPAエンジニア育成コースでは、

『100時間コース』

となっていました。

100時間というと、一日7時間ほど勉強するとして、16日程。

ちょっと多めに計算して、1カ月コースとしておきましょう。

となると、プログラミングと比べた場合、約3分の1で習得できることになりますね。

 

実務において、プログラミングとRPAツールの違いは?

①初期設定

プログラミングでは、VBAなどの一部の言語を除き、環境構築が必要になります。

最初の最初ですが、ここで躓き勉強を辞めるという人も少なくありません。

RPAツールの場合は、インストールすれば、すぐに使えるので、最初で躓くというのは少ないと思います。

 

②適用範囲

自動化したい内容によって、プログラム言語には、向き・不向きがあります。

RPAツールは、基本的に利用するアプリケーションを問わず、『手作業(マウスとキーボード)で出来ることは、ほとんど再現可能』です。

またRPAツールには、標準で「画像認識機能」があるので、それを可能にしているのです。

 

③費用

プログラミングの場合、有償版を使うケースもありますが、無料で利用できるケースも多いです。

一方、RPAツールの場合、ものによっては無料版もありますが、基本的に法人利用はお金が掛かると思っておいた方が良いです。

 

<結論>

習得に掛かる時間や労力を考えれば、断然RPAツールの方が良いです。

ただ、購入するRPAツールの選択を間違えると、自動化によるコストメリットが大きく減少してしまうので、その点は注意が必要と言えます。