「RPA導入は、まだ時期尚早なのでは!?」

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社長さんや担当者の方に、時折言われることがあります。

「RPAが凄いっていうのは、なんとなくわかったけど、
じゃあどうしてみんな使っていないの?
少なくとも私の周りではRPA使っているという人いないんだけど。。。」

 

 

何故、RPAを使っている会社は、まだ少ないのか?

凄くもっともな質問だと思います!

何故でしょうか?

 

答えから申し上げます。

それは、

『単に、RPAについて情報収集不足だから!』

です。

 

まず、いわゆる大企業においては、ほぼほぼRPAは導入済みです。

1台のRPAも入っていないというところを探す方が難しい状況です。

しかし、ご指摘の通り、日本の中小企業(中堅企業を除く)においては、正直導入率は低いと言えます。

今回、その理由を解き明かしたいと思います。

 

日本の中小企業において、RPAが導入されていない理由

さて、IT業界やサービスに詳しくない一般の人が、RPAに興味を持ち、導入を検討する際に陥りがちな問題点が3つあります。

①どのRPAツールが良いのか分からない(自社に合ったRPAツールを見つけられない)

インターネットで検索するとすぐに出てくるような有名RPAツールは、軒並み高額です。

1ライセンス/1年間で、60~100万円程度はします。

ですので、インターネットで少し調べてみると、どれもこれも高額で、
「これだと導入しても、うちでは元が取れないなぁ。時期尚早だ。そのうちもっと安いのが出てくるだろう。」
と導入自体を諦めてしまったというケース、とても多いと思います。

 

 

②RPAで出来ることが、よく分からない

RPA営業マン「何でも出来る訳ではないけど、色々なことが出来ます。」

お客様「???」

正直、RPAで出来ることを明確に説明するのは、とても難しいです。

典型的な作業であれば、もちろん即座に「出来ます!」とお答えできます。

しかし、複数のマイナーなアプリケーションを使って処理を行っている場合、実際に手作業の画面を見ながら説明して頂かないと、こちらで判別できないケースが少なくありません。(実際には、その作業をそのまま自動化することは難しくても、業務の方にひと手間加えることで大体可能になります。)

RPAはそういった代物なので、インターネット検索や書物からの情報を一生懸命集めても、RPAを使ったことの無い人には、自社においてどこまで自動化可能かどうかの最終的な判断がつかないものなのです。

その結果、RPAの魅力が伝わらず、「よく分からないから、まだいいや。」と導入を諦めてしまうケース、これも多いと思います。

 

 

そして、最後にもう1つの理由。

ちなみに、ここまで辿り着いていた企業は、検討した(と言っている)企業の10社に1社くらいだと思います。

③RPA導入後の運用が心配

ほとんどのRPAツール提供元は、「誰にでも使える簡単なツールです。」と謳っています。

しかし、実際にRPAの営業マンやエンジニアに来社して貰ったり、セミナーに参加したりして、RPAツールを使ったロボット作成のデモンストレーションを見たところ、「とても弊社のスタッフでは出来そうにない。」と感じ、導入を諦めたという企業は少なくありません。

それなりにプログラミングを嗜んだことのある人であれば、メーカー提供のマニュアルを片手に独学でも身に付けることが出来るかもしれませんが、そうではない人には敷居が高いと感じるのは無理もありません。

かといって、ロボット作成の為に専任のRPAエンジニアを派遣して雇い、RPAツールのライセンス料以外に、別途月額100~150万円払うというのも、なんだかなぁという気になります。

 

 

以上、3つが「皆さんの周りで、あまりRPA導入が進んでいない理由」の正体です。

繰り返しになりますが、ほとんどの中小企業に未導入な訳は、RPAツール自体に問題があるのではなく、単に情報収集不足なだけで、「安価なRPAツールの存在と、その導入の仕方・手順を知らないから」です。

ある日、気づいたら周りの同業他社でも普通にRPAが使われており、「これだったら、もっと早くに導入しておけばよかった!」と思うようになると思います。

RPAツールは、ほとんどの会社で働き方を変えてしまうほどの効果があります。

政府の「働き方改革」において、DXお勧めのツールとしてもRPAが推奨されているのは、その証左ですね。