みなさん、こんにちは。

7robots代表の千鳥です。

早速ですが、RPAを検討するにあたり、多くの人がはまりやすい「落とし穴」があります。

この「落とし穴」にはまると、RPA導入にたどり着けないのです。

まずは、その「落とし穴」について、お話させて頂きます。

<RPA導入の落とし穴>

①RPAについて、インターネットや書籍などでしっかり情報を集めてから、はじめてRPAの業者へ問い合わせをしようと考えている。

②社内業務の棚卸をして、RPA導入のコストパフォーマンスをしっかり計算してから、導入に踏み切ろうと考えている。

一見すると、両方とも正しいアプローチのように見えますが、あまり正しいとは言えません。

特に、中小企業においては、悪手になると思います。

RPA導入の落とし穴に、何故はまる?

それぞれを説明しますと、①に関しては、RPAツールに精通していない人では、どこからどこまでがRPAツールで処理出来て、どこからどこまでが手作業になるのか、判別がつかないからです。

もちろん、なんとなくは分かると思いますが、明確な境界線を引くことは出来ません。

また、RPAエンジニア相当の知識があれば、現在の業務をそのままRPAに落とし込むのではなく、結果は同じでも、よりベターな手法を提案できる場合もあります。

つまり、RPAツールを触ったことが無い人が一定時間以上独自に調査しても、意味がないということです。

 

続いて、②ですが、ヒューマンリソースに余裕の無い中小企業で業務の棚卸を行おうとすると、途方もない年月が掛かったり、そもそも社内に上手くまとめられるスキルが無かったするものです。

大概は、日常業務を処理するのに精一杯で、棚卸は後回しにされて、半年、一年と時間だけ経過していくことになりがちなのです。

RPA導入の落とし穴に、はまらない為には?

では、どうすれば良いのでしょうか?

答えを申し上げます。

①に関しては、その場で自動化の可否を判断でき、提案もできる人と話すことです。

つまり、業者の方を一度呼んで、RPAについて詳しく聞いてみることになります。

RPAエンジニアでも、実際に自動化対象の画面を見ないと、可否の断言はできませんし。

「まだやるかどうか決まっていないのに、来てもらうのも…」と躊躇される方もいらっしゃると思いますが、先程書かせて頂いた通り、RPA未経験者では、対象業務の自動化を正確に判断できず、それ以上話が進みません。

ですので、金額以前に「(何をどこまで)自動化できるのか?」の判別をするのが最初のステップとなります。

 

②に関しては、RPAツールとして、「Power Automate Desktop」を選択しておけば、ほとんどのケースですぐに元は取れます。

なので、わざわざ業務の棚卸をし、時間当たりの人件費を計算して、厳密に「月額●●円の経費削減になる」といった数字を出さなくても、構わない訳です。

また、RPAツールを実際に導入してみると分かりますが、仮に収支がトントンであった場合でも、注目に値するメリットがあります。

それは、従業員を単調な作業から解放することによるモチベーションアップですとか、異動や引継ぎの簡略化、業務の属人化を減らしたりと数字に出づらいメリットを享受出来るのです。

以上の理由により、「もし、本当にRPAが一般に言われるように良いものであれば、導入を検討したい!」とお考えであれば、お気軽に弊社にお問合せください。

なお、無理にお勧めするといった強引な営業は致しませんので、ご安心ください。