RPAに触って初めて分かる「将来性」と「問題点」

RPAに触って初めて分かる「将来性」と「問題点」

RPAというものを初めて知った時、私も多分に漏れず「へぇ、今はそういったものがあるんだ。それってエクセルのマクロとどう違うの?」というのが第一感想でした。 少し調べると、どうやらそれはマクロに似ているけど、マクロと違ってアプリケーションをまたいで操作できるらしいことが分かってきました。 RPAの歴史を調べると、結構前からそれっぽいアプリはあったようで、知っている人から言わせれば今更感がある代物のようでした。  ...
中小企業においてRPA導入検討時に気を付けるべきこと(その2)

中小企業においてRPA導入検討時に気を付けるべきこと(その2)

前回の内容を簡単に言えば、「中小企業においては特に、RPA導入を反対されやすい社内の雰囲気がありえる」ということでした。   平均年齢の若い会社で、組織の体系がフラットであれば、その確率は下がってくると思いますが、そうでない場合は、「スタッフに反対された!」とか「スタッフがRPA導入に協力的ではないんだ!」と言われても私は驚きません。 では、本題として「どのようなステップを踏んで導入するのが良い」のでしょうか? 結論から言えば、2つのステップが必要です。   「RPA」導入の大原則  ...
RPAを自社導入するには、どのくらいの費用がかかるの?

RPAを自社導入するには、どのくらいの費用がかかるの?

一言で「RPA」といっても、大きく分けると2つあります。 PCやサーバにインストールして利用するタイプのもの。 こちらは「インストール型RPA」と呼ばれます。 一方、インターネット上(厳密にはどこかのデータセンターに設置)にあるサーバに入っているRPAソフトを利用するタイプのもの。 こちらは、「クラウド型RPA」と呼ばれています。 それぞれに一長一短ありますので、自社の利用方法に合うものを選んでご利用頂ければと思いますが、今現在のRPA市場で言えば、前者の「インストール型RPA」が主流です。    ...
RPAツールで自動化対象となる業務とは?

RPAツールで自動化対象となる業務とは?

「折角、RPAを入れたのだから、少しでも多くのことを自動化したいのです!」   確かに、その意見あると思います。 ワンクリックで、流れるように動作が行われる様は、見ていても気持ちの良いものです。 しかし、RPAを推奨している自分が言うのも何ですが、何もかもをRPAで自動化する必要は無いと思っています。 何と言いますか、RPAを入れると、「コレクター心理」みたいな強迫観念に駆られる人がいます。 「もっと集めて、コンプリートしたい!」的な感覚です。   RPAを入れるべき個所とは?...
『WinActor』のすべてが分かる!

『WinActor』のすべてが分かる!

NTTが提供している「WinActor」とは何? RPAソフト関連で検索数が多いのが、この「WinActor」です。 そして、日本において最もシェアが大きいのも、この「WinActor」なのです。 「WinActor」の売りは?と聞かれれば、日本初、純国産RPAソフトということが、真っ先に挙げられます。 RPAソフトの歴史を言えば、アメリカにおいては1980年代には登場していますが、日本において純国産ソフト、つまり「WinActor」が開発されたのは2010年で、市場に投入されたのは2014年です。...