「RPA」が日本で人気のある理由

「RPA」が日本で人気のある理由

IT業界において、「RPA」というのは、実は賛否両論ある商品なのです。 海外に比べて、特に日本ではRPAが脚光を浴びているのは事実であり、それを不思議に思う人は少なくありません。   「RPA」って本当に必要あるの? まず、RPAに対して否定的な意見を持つ人の多くは、プログラマー経験のある人達です。 「なんで今更、RPAなんてものが脚光を浴びているの? そんなものプログラミングでやればいいじゃん!」 とか、 「RPAで対症療法な対応をするのではなく、基幹系システムの方を修正しましょうよ。」 といった意見が出てきます。...
「RPAは必要ありません」!?

「RPAは必要ありません」!?

先日、久しぶりに社長をやっている友人と夕食を食べてきました。 その際に、「RPAって知っている?」という話題を振ったのですが、やはりご存知なく、「AIの一種?」的な話になりました。 日本において、RPAはまだまだ知名度が低いですね(^^; 私の経験上、業界を問わずに質問したとして、ちゃんと答えれるのは、10人に聞いて1人くらいでしょうか。 そこから「交通費の精算処理」とか、「メールの自動送信」といった内容を話し、RPAで何ができるか?ということを説明しました。 そして、導入に興味はないのか?話を振ってみました。...
RPA導入事例(宅配会社)その2

RPA導入事例(宅配会社)その2

前回の「宅配会社のRPA導入話」の続きです。 そもそもRPAを導入しようと思った理由の1つは、「働き方改革」の一環なんだそうです。 今更ながら、RPAの強みは、自動化です。 それは人がPCの前にいてもいなくても、どちらでも対応可能です。 この先、どの業界も人手不足になるのは見えています。 出来る限り人件費を削り、人にはもっと売上に直接関係するところを担ってもらいたい!というのは、経営者全員が希望するところでしょう。     さて、前回の「RPA導入に気を使ったこと」の続きを。 RPA導入で気を使ったこと...
「RPA」と「OCR(光学的文字認識)」

「RPA」と「OCR(光学的文字認識)」

色々と期待されることが多いRPAですが、凄く需要があるのに、これは苦手!というものがあります。 それは、 『OCR』 です。 OCRとは、Optical Character Recognition/Readerの略で、「光学的文字認識」のことです。 つまり、手書きや印刷された文字を、イメージスキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術です。   「OCR」の現状 残念ながら請求書や内訳書などの紙媒体は、今のOCRでは上手く読み取れないのです。...
RPA導入事例(宅配会社)

RPA導入事例(宅配会社)

宅配で有名な会社のRPA導入話。 RPAを導入するにあたり、まず担当者が考えたことは、 「どこのどの処理をRPAに任せるのか?」ということだそうです。 社内全体を見渡した場合、他部署との関わりが大きな作業は、基本、情報システム部などが先導し「システム」として構築。 その部分を省いて残る個所、且つ自動化することにより、時間削減・ミス削減が見込めるものにRPAを適用したといいます。   さて、日本国内においてもRPAを導入した会社は多くなってきました。 その先人達の失敗も考慮に入れておくことは、大変有益なことでもあります。...