RPAのロボット作成完成度は、なぜ100%を目指してはいけないのか?

RPAのロボット作成完成度は、なぜ100%を目指してはいけないのか?

Dog:RPAでロボットを作る時、100%を目指さない方がいいって聞いたんだけど、本当? Robo:えっ、誰に聞きました? まあ、本当かどうかと言われれば、本当です。 Dog:そうなの!? 理由はどうしてなの? Robo:ちょっと語弊がありますが、正しくは「最初から100%を目指さない方がよい」です。 Dog:うーん、完璧主義の僕としてはさぁ…。 Robo:これはRPAだけでなく、プログラム全般に言われることなんですけど、いきなりユーザーにとって完璧なものを作ろうとすると、凄く非効率なんですよ。 Dog:そうなの?...
価格によるRPAツールの違いとは?

価格によるRPAツールの違いとは?

Dog:RPAソフトの相場って、おいくらくらいなの? Robo:相場ですか? 1ライセンス当たりの最低金額を知りたいのですか? Dog:そう。少し調べてみたのだけど、ピンキリな感じがしてよく分からないんだ。 Robo:確かにそうですね。価格を表示していないものがあったり、組み合わせで値段が変わる部分もあるし、一般の方には分かりづらいでしょうね。 Dog:量販店に行けば、RPAソフトが並んでいるという訳でもないでしょ。だから、比較も難しいなと思って。...
巷の「有料ハンズオンセミナー」に思うこと

巷の「有料ハンズオンセミナー」に思うこと

「ハンズオン」= hands-on と書き、「実地の、実践の」という意味です。 なので、ハンズオンセミナーというのは、「体験学習」です。 ただ講師の説明で終わるセミナーではなく、実際に触りながら覚えていくスタイルの講義となります。   現在、東京や大阪といった場所以外でも、有名なRPAツールに限りますが、有料RPAハンズオンセミナーを受けることができる環境になってきました。 私も過去に2社のセミナーを体験したことがあります。 その時のRPAツールは、NTTの「WinActor」でした。...
RPAツールの「将来性」は?

RPAツールの「将来性」は?

  RPAの市場規模と今後の予測 ■<RPA市場規模予測>引用元:ITR Market View   まだ目新しい技術のせいか、「RPA市場規模」で検索すると、かなり予測数字にバラツキがあります。 とはいえ、どの予測結果においても、年率30~50%での成長が見込まれているようです。 上図によれば、日本において、「2018年 88億円」 ⇒ 「2022年 400億円」ということで、5年程度で約5倍の成長が見込まれているようですね。  ...
RPAのロボット作成完成度は、なぜ100%を目指してはいけないのか?

RPA業界に異変!?日本においてRPA導入が滞っている理由

RPAの導入率は、会社の規模にほぼ比例している現状があります。 また、業種によっても明らかな違いが見受けられますね。     RPA業界を象徴するニュースが2つありました。 1つ目は、日本三大RPAツールの1つ、BizRobo!を提供している「RPAホールディングス」の決算発表。 ■前年第1四半期 売上高:1,784百万円(17億8千4百万) 営業利益:198百万円(1億9千8百万) 経常利益: 196百万円(1億9千6百万) 四半期純利益:124百万円(1億2千4百万) ■今年第1四半期...