皆さん、「ペルソナ」という言葉をご存知でしょうか?
ここ数年マーケティング用語として、頻出の単語となっています。
「ペルソナ」とは、商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデルのこと。
つまり、サービスを提供する際に、どういった相手をターゲットとして考えているのか?を詳細に定義するという使われ方をします。
詳細は割愛しますが、RPAの話をしていると、時折「どういった会社にRPAが有効なのですか?ペルソナは?」と聞かれることがあります。
サービス提供側としては、結構重要な部分なのですが、RPAというものに関しては上手く答えれない自分がいるのも確かです。
「会社の規模」で話をすれば、確かに大規模の会社ほど、パソコンでの処理量が多くなるので、RPAが活きてきます。
しかし、小規模だと役に立たないのか?と言われると、そうでもありません。
それでは、「業種」で区切ってみては?
確かに業種によって、RPA向きの仕事が沢山あるものがあります。
「金融」とか「保険会社」などは、真っ先にRPAが導入されましたね。
あとは、結構大きい「不動産会社」にも早くから導入されています。
これらの企業は、打ち込みの作業が多く、RPAに向いていると思います。
しかし、これら以外の業種はRPAに向かないのか?と言われると、全然そうではありません。
そもそも、ルーチンワークとしてコンピュータ処理が全く無い業種というのも、見つける方が大変でしょう。
個人的には、「調剤薬局」などにも、向いているのではないか!?と思ったりもします。
となると、「年商」で区切るのは?
会社の規模と直結しやすいですが、それだったら「業種」の方が影響力が大きいと思います。
といった感じで、なかなか明確な基準というのが提示しづらいのです。
そうはいっても、「これなら言える!」というものが1つ存在します。
それは、
『RPAの導入・運用費用を12で割れば、1か月当たりの費用が算出できます。
仮にそれを「5万円」としましょう。
もし、「5万円」で会社内にあるいくつかのルーチンワークが無くなるとしたら、元が取れそうですか?』
といったものです。
これに対しての答えが、
「いや毎月5万円も出すのであれば、アルバイトを雇った方がいい」
というのであれば、RPAは必要ないでしょう。
逆に、
「これらの手作業が無くなるのであれば、5万円は安い! RPAだとヒューマンエラーは無くなるだろうし、人と違って予定や体調なども気にする必要もないし、引継ぎも必要ない!」
というのであれば、RPAの出番だと思います。
まあ、この「5万円」というのは、あくまでも仮定の金額なので、どのRPAツールを選択し、どのように社内導入するかによって、金額は大きく変わってきます。
もし、「RPAの導入には、導入・運用コストがとても大事!」とお考えであれば、ぜひ弊社にご一報ください。