RPAの「得意なこと」、「苦手なこと」を整理してみよう

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RPAの得意分野

RPAによる自動化ですが、簡単にいえば、「シナリオ」or「ロボット」と呼ばれるプログラムを作ることです。
(※以下文章では、WinActorでも使われている「シナリオ」という言葉に統一します。)

そのシナリオの作成が簡単なものを、「RPAの得意分野」と言えると思います。

逆に、困難・複雑なものを、「RPAの苦手分野」と言って過言ではないと思います。

そもそも、「RPAの得意分野」というのは何か?というと、下記の通りになります。

 

<RPAの得意分野>

■繰り返し作業

■データの抽出や転記

■Webシステムの操作

■静的でシンプルなUIの読取/認識

 

一番下の「静的でシンプルなUI」というのは、いつ何時アクセスしても画面表示(レイアウト)が変わらないサイトのことです。

 

<RPAの苦手分野>

▲複雑な例外処理が発生する作業

▲表計算ソフトなどの複雑な編集

▲遠隔での操作

▲動的で複雑なUIの読取/認識

 

RPAの苦手分野

RPAの苦手分野を上から順番に見ていきましょう。

「複雑な例外処理」というのは、一定の規則に当てはまらない状況/項目が発生した場合、例外処理としてスキップさせます。

ただ、その例外処理規則のルールも設定する必要があるので、明確に数値化できないようなものは、設定が難しいのです。

 

「表計算ソフトなどの複雑な編集」は、RPAソフトで出来なくはないけど、そのソフトで予め下処理させた方がいいよね!というものです。

RPAソフトで設定させると、表計算ソフト単体で行うことの数倍手間がかかるケースが多いのです。

 

続いて、「遠隔での操作」ですが、遠隔で行う場合、手元のPCには、遠隔先のPCの画面が表示されるようになります。

どちらのPCにRPAソフトが入っているのか?ということでも話は違ってきますが、画面に表示されているものを上手く認識出来ないというようなトラブルも起こりえます。細かい作業を行うのであれば、やはり実際に該当のPCを使って設定したいですね。

 

最後の「動的で複雑なUI」は、アクセスする度にレイアウトが変わるサイトです。

RPAソフトは、瞬時にサイトの構造を読み取って、位置認識を行っています。

なので、サイトにある入力フォームの位置が設定時と異なったりすると、どこに入力して良いのかわからなくなり、エラーとして自動作業が止まるのです。

その際には、再度認識設定してやる必要が発生します。

動的なサイトではなくても、いつも使っているサービスのレイアウトが変わったりすると、どうしても微調整という名前のメンテナンス/保守が必要になりますね。

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