久しぶりにマイブームが来ています!
あんまり物事に執着や強い関心を示す方ではないのですが、今回の東京都知事選挙にはひとかたならぬ興味があります。
それは何故か?
元安芸高田市市長の「石丸伸二」さんが立候補したからです!
元々、Youtubeでブレイクした人なので、高齢者の方ほど知らないという人が多いと思います。
Youtube出身となると、イロモノ扱いする人が多いと思いますが、近年稀にみる逸材だと思います。
41歳ということで、若造扱いする人も多いのですが、我々が政治家に求める、備えていて欲しい資質というものを持っているように感じています。
「出る杭は打たれる」という言葉がある通り、東京都知事に立候補してから、あちらこちらで叩かれています。
「広島の片田舎の首長と東京都知事を一緒にするな!」
「大して実績もなく、一期程度務めただけで何を偉そうに!」
等々、頭ごなしにりつけるが如く、多くの著名人からの意見が飛び交っています。
しかし、その大半は的外れなものが多く、よく石丸さんという方を知らずに喋っているのがほとんどです。
では、私が彼のどこに魅力を感じているのか?というと、
・人として、特に政治家として必要な「高潔さ」を感じさせられる
・志があり、肝が据わっている
という点です。
そういえば、石丸さんが東京都知事に立候補するというニュースが飛び交った時、都民ファーストの議員がSNSで嚙みついたことがありましたね。
内容としては、「政治がなんであるかを分かっていない。安芸高田市の議会と敵対し、混乱に陥れた。本来、議会は敵ではなく、場合によっては市長の方から訪ねていき、頭を下げてお願いするものだ!」というものでした。
そんなに年を取った人ではなかったのですが、考え方が「ザ・昭和」ですよね。
議会はお飾りであり、意見は事前に根回しですり合わせておくべきで、議論を交わす場所ではないと言っているようなもの。
まあ、彼は東京都議会で先輩からそういった指導を受けて、それが当たり前であると教育されてきたのでしょう。
本来、議会のあるべき姿とは違いますよね。
周りの人がそのことを直接指摘すれば、「お前は現場が分かっていない!」と彼は激高するのでしょう。
彼、見た目は若いけど、中身(頭)はオッサンorオジイサンですよね。
もしくは、彼自身の能力不足から、結果として長いものに巻かれてしまい、「これが正しいやり方だ」と志を無くした自分を正当化しているのではないかとも思うのです。
そう思った人が多かったのか、ネットではボコボコに叩かれていました。
「彼は議員としての資質に欠けている。都民ファーストの会というのは、こんな教育をしているのか!?」といったものが大半でした。
やっぱり考え方が時代錯誤だと思った人が多かったのでしょう。
この人「都民ファースト」ではなく、「小池ファースト」だよね!と。
そして、この状況は東京都議会だけでなく、国政も同じですよね。
長いものに巻かれるのは簡単ですが、自分の意思を通すのは難しい。
さらに自分の意思を通しながらも、多くの人から支持を受けるのはもっと難しい。
これを石丸さんは実際に行えているのは、正論を語り、弁が立ち、肝が据わっているからでしょうね。
私を含めて、そういった力が無い人達は、どうしても「いい人」になりがち。
そうしないと、周りに受け入れて貰えないし、嫌われる覚悟も出来ないからです。
そういった意味で、私より年下の石丸さんですが、憧れでもあり尊敬もしています。
あと彼を推す理由として、現在の彼は「しがらみがない」からです。
日産にカルロス・ゴーンが来た時のように、正論を基準にして、この停滞している世の中をバッサバッサと切り開いてくれると期待するからです。
小池さんも蓮舫さんは、そもそも最初に挙げた「高潔さ」という基準において、論外です。
個々人の意見は尊重しますが、それでも学歴詐称(※1)や二重国籍などを行って平気でいるような、そんな人によく任せられると考える人がいるのだなと不思議に思っています。
もちろん、田中角栄氏のような圧倒的な能力に裏付けされた清濁併せ吞むような規格外の器量があれば、話は別です。
ちなみに、私は国の舵取りで一番大事なのは、経済だと考えていることもあり、もし今の自民党が日本国をバブルの再来と思わせてくれるような状況にしてくれているのであれば、裏金問題など些末な事だと考えるタイプの人間であり、そもそも政治家に聖人であることを求めていません。
その点からも、残念ながら小池さんも蓮舫さんもその実績もなければ、能力もないのは明らかです。
※但し、学歴詐称については、違うかなと。学校側が「卒業」を認めているのであれば、たとえ1単位も取得していなくても、言葉の上では「卒業」だと私は考えます。しかし、通常のルートで卒業していないと思われるにも関わらず、自分の卒業はやましいものではない!と主張していることに違和感は感じます。)
また、よく「安芸高田市の市長と東京都知事では、大きさが違う!」と言われますが、ある面では正しく、ある面では間違っていると思うのです。
別に一人ですべてを管理運営していかなくてはいけない訳でもあるまいし、そもそも都知事の周りには実務経験豊富な人が揃っている訳であり、トップの役目というのは上がってくる問題や要望を適切に判断していくだけです。
そこには、「判断の数」と「責任の大きさ」が違うだけで、みんなが言うほど大した違いはない。
出来る人は出来るし、できない人にはできない。
そういうものだと思うのです。
とまあ、そんな訳で是非一度、石丸さんに東京都知事を任せてみたいのです!
上手く行けば、いずれ国政にも参加して貰いたいとも思うのですが、彼はまだ41歳です。
ここで8年か12年くらい東京都知事を務めて頂き、箔をつけて総理大臣になったらさらに面白くなりそうだなと夢見たりしています。
とはいえ、普通に考えると、今回当選は難しいでしょう。
SNSなどを見ると、「東京都民はパッパラパーだから、また小池氏を選ぶのだろう」とか書かれているのを見ると、とても悔しい気持ちになりますが、順当にいけばそうなるのでしょう。
しかし、トランプ大統領が誕生した時のように、東京でも大番狂わせが起こってもよいじゃないか!とも思うのです。
以前、会社の同僚に「選挙行ってるの?」と質問した時に帰ってきた回答が今でも忘れられないのです。
「昔はまったく行かなかったけど、結婚して子供が生まれてから行くようになった。やっぱり子供にはまともな世の中で育って欲しいと思うじゃん!」