日本における「RPA」導入状況

>

visible

仕事柄、RPAに関するニュースは、こまめにチェックしています。

いや、チェックというか、ボット(※1)が自動的に記事を集めてくるのですが。。

※1・・・インターネット上の操作を自動でするプログラムのこと。
たとえば、検索エンジンがWebサイトの情報を自動で収集するために使用するクローラー(スパイダーともいう)や、Twitterなどのコミュニケーション・サービスにニュースを自動的に投稿するプログラムなどがこれにあたる。(コトバンクより引用)

内容としては、「どこどこの企業がPRAを導入して、年間●万時間削減できた!」というものが多いです。

大手の保険会社とかになると、年間100万時間の削減!となっているのには、さすがに驚かされますね。

やはり単純な事務作業の多さと、それに関わる人員の多さがなせる業なのでしょうが。

 

大企業にみる「RPA」導入の仕方

しかし、個人的に気になるのは、「どうやって導入したのか?」です。

いくら地頭の良い人が多い会社であっても、RPAソフトを各部署に配布して終わり!あとは各自でやってくれ!では、無理でしょう。

 

結論から言えば、やはりロボット(※自動化のプログラム)作成&保守は、外部のエンジニアに外注していますね。

そこで作成したロボットを各部署にあるコンピュータに配布&インポートして、微調整を行い管理しているようです。

また、OCR(紙に書かれた文字の読取)のような業務に関しては、RPAにもともと付属している機能では不十分なので、別途AI-OCRを利用して自動化しているところが多いようです。

 

RPA導入の前に

あと、大企業においてRPAによる自動化を推進する際に必ず言われるのが、「業務の見える化」と「業務フローの見直し」でしょうか。

つまり、「ただ単純に今の作業をRPAで自動化することで、効率化に繋がりますか?」ということです。

もっと言えば、「この際だから、RPA導入の前に、本当にその業務・作業が必要なのか見直してみませんか?」というものです。

 

ある銀行では、RPAの導入を検討していたのに、結果として導入したのは、「ボット(※1)」でした。

最初は、お客様が書面に書き込んだ情報をOCRで読み取り、それをデータベースに転記するという作業をRPAで…と考えていたそうですが、「それであれば最初からお客様にWeb上で入力して貰えば?」ということなり、システム更改を行ったそうです。

結果としてそれに付随する作業時間が激減し、効率化に成功した!ということでした。

「自動化」というと、それだけで作業が効率化される!と思っている人が多いようですが、半端な自動化はむしろ仕事が増えるケースがあります。

RPAに掛かる費用と人件費が少なければそれも良いのですが、全社的に導入を検討するのであれば、数百万~数千万円はかかるでしょうから、その前にその作業の必要性を再度見直した方が結果として削減になるということはあると思います。

By