今、日本でRPAが期待されている理由

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日本の経済

不景気になると我々は、「政府の経済政策が悪い!政治家は何をやっているのだ!」と思ってしまいますが、実はそうでもないのです。

歴史的に見て、政治家のやる経済政策なんて、利益の先食い程度の効果しか見込めない、むしろ余計なことをせずに、できるだけ市場経済に任せるべきだ!というのが、経済学者の結論だったりするのです。

いわゆるアダム・スミスの「見えざる手※1」の話ですね。

※1・・・市場経済において、各個人が自己の利益を追求すれば、結果として社会全体において適切な資源配分が達成される、とする考え方。
スミスは個人が利益を追求することは一見、社会に対しては何の利益ももたらさないように見えるが、各個人が利益を追求することによって、社会全体の利益となる望ましい状況が「見えざる手」によって達成されると考えた。スミスは、価格メカニズムの働きにより、需要と供給が自然に調節されると考えた。(Wikipediaより)

 

最も信頼性の高い未来予測指標

では、マクロからみた経済の浮き沈みは、どこで判断できるのでしょうか?

それは、「人口ボーナス」と「人口オーナス」なのです。

「ボーナス」という単語はよく目にしますが、「オーナス」とは何でしょうか。

オーナス(onus)とは、「重荷、負担」という意味で、ボーナスの反対語になります。

つまり、人口の増減が景気の第一指標になるという訳です。

 

理由は簡単ですね。

消費者が多ければ、それだけ生産者も増える。

よって経済規模も大きくなるということに繋がってきます。

ここ数十年の中国市場をみると、それがよく分かると思います。

そして、これから人口が減っていく中国と、さらに増えていくインド。

 

この先の日本経済の行方

閑話休題。

結論、今後の日本経済はどうなるのか?というと、本命のシナリオは「ゆるやかな経済規模の縮小」でしょう。

時折、自称経済学者が奇をてらったV字回復策をぶち上げてきますが、大幅な移民受け入れなどにより人口を増やさないことには、当初のシナリオ通りとなるでしょう。

もちろん、経済拡大が我々の生活において、プライオリティナンバー1ではありません。

「日本の人口は8000万~6000万人くらいがちょうどいい。移民を入れて、治安が悪化するよりは、少々不便があってもこのままがいい」という人も沢山います。

移民受け入れが部分的に始まっていますが、経済を潤すほどになるかどうかは、何とも言えませんね。

 

日本の企業が今後採るべき方針

では、日本の企業として、特に優秀な人材確保が困難な会社は、どういった方針を採っていくべきなのでしょうか?

その答えの1つが、「IT化」でしょう。

IT化による生産性向上、付加価値アップです。

鶏が先か、卵が先か?の話になる部分がありますが、会社として基盤のしっかりしているところは、新規のIT導入にお金をかけていますね。

けれども日本企業のIT投資の大半は、「既存設備への保守費用」なのだとか。

既存設備の維持が精一杯の会社と、経営効率化のために新規の投資ができる会社とでは、今後ますます差が広がるのは仕方がないところでもあります。

その一番の原因は、お金のあるなしではなく、「経営者のテクノロジーへの理解度」によるところが大きいというのも、否めない事実だと思います。

そういった意味では、よく費用対効果が分からないあまたのITツールに比べて、RPAは事前にある程度計算できるので、導入しやすいのではないでしょうか。

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