6月22日。
東京都知事選挙において、各立候補者の公約が発表されました。
「8年もやってほとんど達成していない人の公約なんて、まだ信じる人いるのか?」
とか
「東京都を変える!とか言いながら、国政にいても批判しかしなかったお前が言っても説得力ゼロだろ!」
といったコメントが多く目につきました。
まあ、個人的にも、小池氏は「この先4年が集大成になる」といったことを言っていましたが、現実味がない話ですね。
蓮舫氏は、勉強不足というか、目線がズレているという気がします。
特に彼女の場合は、「批判する際には、代案を用意する」ということが出来ていなかったので、今回の公約も自分で考えたもの、具体的な解決策まで見えているものだとは思えないのです。
その一方で、「石丸伸二さんの公約には具体性がない!それでは一般庶民には響かない!」というものも結構あるようです。
確かに政治的な戦略という意味では、一般庶民の実利に叶うような耳障りの良い話をしてあげた方が受けがよいでしょう。
でも、少なくない数の人が、「そんな細々として話は、今はどうでもいい。そもそも石丸さんが都知事になったら、”データ”を元にして”経済的な合理性”と”全体最適”を基準にして淡々と良し悪しを判断していくのだろう」と気づいていると思うのです。
もちろんそこにはトレードオフがあり、今まで恩恵を受けていた人達からはもっともらしい理由を付けられて大きなバッシングもあるでしょう。
しかし、その点に関しては、彼は故石原さんを思わせる豪胆というか、信念があるので、日和ったりしないでしょう。
まだ選挙活動も始まったばかり。
大から小へと、これから街頭演説も少しずつ話を具体的に落とし込んでいくのだとも思います。
選挙の神様といわれるほど経験豊富な参謀もいますし、一般市民の我々が考えるようなことはすべて織り込み済みでしょう。
色々なニュースを見てみると、現時点は小池氏、次に蓮舫氏、そして石丸伸二氏という感じですね。
個人的な予想としては、このまま最終日まで行くと、小池氏250万票、蓮舫氏200万票前後でしょうか。
前回、小池氏が366万票でぶっちぎり当選していますが、今回は自民の逆風や学歴詐称問題もあり、かなり票は落とすと予想します。
本日6月22日が投票日だったとすると、石丸伸二氏への投票数は、50~60万票くらいではないでしょうか。
仮に当選ラインを260万票とすると、残り14日ほどで約200万票稼ぐ必要が出てきそうです。
一日あたり13万票程度ですかね。
とはいえ、こういった人気というのは、指数関数で増えるものですから、ちょっとした起爆剤があれば、1日で数十万票増えるというのも全然驚きではないでしょう。
7月7日の結果発表まで、毎日ワクワクしています。
今回の選挙を明治維新に例える人がいますが、冗談ではなく、石丸氏が都知事になることでグレーな日本全体が色付きそうな気がします。
安芸高田市の議員である熊高氏が、「我々が30年かけて出来なかったものが、たった4年でやられた」と。
それと同じことが、東京都、ひいては日本全体でも波及していくと思うのです。